ATOTO-A6ディスプレイオーディオを80ヴォクシーに取り付けました。今回は接続について解説します。準備するものについては準備編の記事を参照してください。
社外製のナビやディスプレイオーディオを取り付けるときは純正のものからケーブルを差し替える必要があります。
今回は純正ではなくアルパインのナビですが、こちらのケーブルも使えなかったので新たに買いました。ATOTOの配線はユーチューブでも紹介している人が多く参考になる動画がいくつかあり参考になりました。
ATOTO-A6 ケーブル配線
家でできる作業を先にやっておきます。
ATOTO-A6に付属されている電力ケーブルは2種類あります。簡単にポン付けできる16P転20P電力ケーブルは使わずに普通のギボシ端子で接続する電力ケーブルを使います。(準備編で解説していますがETC電源につなぐためです。
ATOTOの公式サイトの同梱物の画像ですが、私のアマゾンで購入したA6G209PFと少し違っていました。
違いは電力ケーブルがギボシ加工されていたこと(ナイス)。ラインアウトコンバーター、マニュアル、取り付けフレームが付属されていなかったこと(ん?)。です。
特に問題はありませんでしたが、マニュアルがないのはどうかと思いました。付属忘れなのか、もともと付属されていないのかは不明です。まあ、いいけど。
エーモンY2597のケーブルを接続
電力ケーブルにエーモンのY2597のケーブルを付けていきます。
まずはオーディオハーネス10P
同じ色の線をつないでいきます。
オーディオハーネス10Pの青線アンテナコントロール(ANT CONTROL)はつなぎませんでした。
次にオーディオハーネス6P
こちらも同じ色の線をつなぐだけ。配線にリアスピーカー〇〇と表示されているので同じものをつなげばOK。これは簡単。
次はアンテナ変換コード3P
FMパワーアンテナの線につなぎます。
次に車速配線カプラー5P
これはバックカメラ接続のために必要です。配線の色が違いますが、T-BACK(薄紫)とリアカメラ+(ピンク)をつなぎます。
バックカメラ 変換ケーブルを接続
アルパインのリアカメラを流用するので変換ケーブルを取り付けます。
私は「フジショー」さんの「アルパイン6Pバックカメラ用 RCA変換キット」を買いました。
赤色のケーブルを配線コネクタ(エレクトロタップ)を使って車速配線カプラー5PのT-BACKにつなぎます。
エレクトロタップはホームセンターで買いました。
一応ビニールテープで巻いておきました。
映像端子をATOTOの付属品リアカメラ入力につなぎます。
ステアリングリモコンハーネスを接続
ハンドルスイッチを使う場合はステアリングリモコンハーネスが必要です。
ただし私の80ヴォクシーハイブリッドの場合は音量調節しか機能しません。他の操作もできるようにするにはさらに面倒な配線とお金がかかるためやらないことにしました。
私が購入したのはカロッツェリア用でしたが、普通に使えました。
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トヨタ20P用でギボシ加工のものでも大丈夫かと思います。
ステアリングスイッチジャック挿入3.5mmのところに接続します。
3.5mmジャックを使ったのでステアリングスイッチ①と②のところはなにもつなぎません。ギボシ加工のものを購入した場合はここにつなぎます。
すべてつなげるとこんな感じです。
ちなみにですが、アルパインBIG-Xの配線はこんな感じでした。
正直、全然参考にならなかったです。この配線を外すとETCの電源が遮断され使えなくなりました。ハンドルスイッチも無反応でした。
私の80ヴォクシーのようにETCの電源をナビからとっている車は、ここまで配線を外してしまうとETCが使えなくなるので注意しましょう。
ブラケットの準備
本体にアダプティブゲージがネジ4本で付いているので外してからブラケットを取り付けます。
アルパインのブラケットは専用のものなのか純正とは少し違う形でした。
純正のブラケットはメルカリで買ったオーディオパネルに付属品として入っていたのでそれを使います。
この位置しかしっかり合うところがなかったのでこの位置にしましたが、もっと外に出したほうがよかったかも。
このまま取り付けると最終的にこんな感じになります。(オーディオパネルは純正7インチ用です。)
よさそうに見えるけど上のネジ2本でしか止まってなくて、しかも斜め。強度的な不安はあります。
今のところ振動の揺れなど全く気にならないです。
もう少し出してしっかり止めた場合、今度は見た目がイマイチになる可能性もあるのでこのままにします。
オーディオパネルの準備
アルパインBIG-Xは専用のパネルのためメルカリで純正7インチ用のオーディオパネルを買いました。
取り付けたのは9インチのATOTO-A6ですが、9インチ用のパネルは数が少なく価格も高いので7インチ用にしました。高いのに合わないということもありうるので。
アルパインBIG-X用のパネルを取り外します。本来はナビが付いていますが修理の見積り中の画像しかなかったのでこんな感じです。
手前に引っ張れば取れますがハザードランプスイッチと走行モード選択のスイッチのところのコネクタを外さなければいけません。
BIG-X用のパネルだと両横のスイッチの裏にもコネクタがあるのでそこも外します。
外し方はユーチューブで「80ヴォクシー オーディオパネル外し方」で検索すればわかりやすい動画があるかもです。
メルカリで購入したパネルはこの状態です。
エアコン吹き出し口やハザードスイッチをアルパイン用から移植します。細めのマイナスドライバーがあるとやりやすいです。
エアコン吹き出し口は爪が4か所あるので爪のロックを4か所外して取ります。
次にハザードスイッチ
爪を押さえて外側へ抜きます。
次は走行モードスイッチ
これはロックが4か所?だったかな。ロックをマイナスドライバーなどで外して手前に抜きます。
純正パネルに外したものを同じ位置に取り付けます。
まとめ
今回は家の中でできる準備を紹介しました。配線はつながなくていいものがあったりして大丈夫か不安でしたが、この配線で問題なく動作しています。
ある程度はユーチューブやブログなどからの情報でできますが、全く同じことをやろうとしている人はいなかったので配線に関しては必要なものを揃えるところから結構苦労しました。
取り付けはまた別記事にします。