80ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換をしました。ハイブリッド車には駆動用と補機用のバッテリーがありますが、今回は補機バッテリーの交換です。
ハイブリッド車の補機バッテリーとは普通のガソリン車についてるバッテリーと同じ役割をするバッテリーのことです。
車のバッテリー交換は今まで何回も自分でやってきました。前の車のセレナ、その前の車のときも自分でやっていますが、メモリーバックアップは一度もやったことがありませんでした。
ですが、今回バッテリー交換しようとして調べてみると「メモリーバックアップは必要」みたいな情報ばかりで「今の車はやらなきゃだめなんだ」なんて思ってメモリーバックアップをすることにしました。
メモリーバックアップ失敗したらどうなる
タイトルの通りなんですがメモリーバックアップは見事に失敗しました。
ですが、メモリーバックアップ失敗しても大したことはなかったです。
カーナビを修理に出している最中だったこともありますが、被害は車の時計がリセットされたということだけでした。時計合わせして終了。
走行の学習がみたいなことが言われていますが、エンジンかけて走行してみても以前との変化はまるでわかりませんでした。
不安をあおるようなネット情報に踊らされた自分が情けないと真剣に思いました。
メモリーバックアップなしでバッテリー交換したくらいで車の走行に関わる重大なトラブルになるようなことはないのです。
車種によってはパワーウィンドウが動かなくなることがあります。故障ではありませんので、ディーラーに問い合わせるか「車種 パワーウィンドウ 初期化 バッテリー交換後 リセット」などの単語で検索すれば解決策がみつかります。これもたいした問題ではありません。
ただ、カーナビ関連は注意が必要かもしれません。
カーナビの初期化による再設定は面倒であったりパナ製ナビは壊れるとか純正ナビはパスワード入力が必要とかいった思わぬトラブルが起こる可能性もあります。
・古いパナソニック(2008~2010年あたり)のカーナビはバッテリー交換で壊れることがあるらしいので注意
・トヨタ純正ナビはパスワードを求められるかもしれない
パナソニックのカーナビを使ってる、純正カーナビのパスワードがわからない、という不安があればメモリーバックアップをしたほうがいいかもしれません。
あ、不安をあおってるかも。
メモリーバックアップ 失敗例
では、私がどのように失敗したのかを紹介します。
これからメモリーバックアップに挑戦する方の参考になれば幸いです。
購入したメモリーバックアップはエーモンの単三電池8個入れるワニ口タイプのもの
これを選んだ理由は最もシンプルでミスなくできそうだったから(ミスしたけど)
下準備は電池を入れるだけ
これを使ってのバッテリー交換方法は商品の裏面に記載されています。私もこれを見ながらバッテリー交換しました。(失敗したけど)
バッテリー交換はターミナルを外したり付けたりするのに-外す+外す+付ける-付けるという順番があるのでこのような使用方法が記載されているととても助かります。
1.エンジンを切りルームランプをOFF
2.本体のフックを吊り下げる
3.バッテリーターミナルのプラス側に赤、マイナス側に黒のクリップを挟む
プラス側はバッテリーターミナル固定のねじのところしかいい位置がなかったのでネジをゆるめてからクリップを挟んでいます。
4.クリップを挟んだ状態でマイナスを外してプラスを外す。
あれ、プラス側ネジかなり緩めたのになんか固くて抜けん・・・
・・・・パチッ
あ!
っと、クリップが外れてしまいました。
・・・・・・・試合終了。
5.新しいバッテリーと交換する
6.バッテリーターミナルをプラス、マイナスの順に取り付ける
7.クリップをマイナス、プラスの順に外す。
完了です。
クリップが外れたあと、あわててクリップを付け直してみたのはナイショです。3秒以内ならOKな気がしてつい・・・。
この記事を書いているときに画像をみて気付いたのですが
よくみると
はずれにくくするロックプレート付だと!!!!!!
ロックしてませんでした。
でも、いいんです。困ってないんで。
次はロックしてテープ巻いてやってみるかー。
メモリーバックアップは必要か?不要か?
メモリーバックアップについては、バッテリー交換に関するネット情報のほとんどが必要だとしています。これは、不要だと言ってしまってそれを信じた人の車にトラブルが起こってしまった場合に責任とれと言われても困ってしまうからなんです。
ですので私もメモリーバックアップは必要だと言っておきます。
メモリーバックアップに失敗して時計合わせをしただけでそんなに困りませんでしたが必要です。
バッテリー交換と一言で言っても車の車種や年式が様々ですしナビの種類もいろいろありますので、メモリーバックアップをしなかったために起こる不具合もそれぞれです。
必要か不要かはその人の判断になります。今回いろいろな情報をみてみましたが、車に詳しい人ほどしなくても問題ないという意見だったりします。
話は変わりますが、ちょっとびっくりしたのが、カーナビの付け替え作業をするときにバッテリーのマイナス端子を外して作業しないとショートする危険があると言われていること。
え?
どゆこと。
・・・・
このことから考察すると、メモリーバックアップはナビ関連の設定や不具合回避のためにやるものだという認識でいいと考えられます。
やはりバッテリーを外しただけで車の走行に関わる重大な不具合が起こることはありません。そういう設計でなければいけないのです。
つまりナビ周りが初期化されても問題ないと判断できればメモリーバックアップの失敗は怖くありません。
まとめ メモリーバックアップ失敗は怖くない
今回は私の体験談からメモリーバックアップの失敗について解説しました。個人的な意見ですので参考程度にしていただいてメモリーバックアップが必要か不要かは自己判断でお願いいたします。
替えたバッテリーはTuflong EN 375LN2
アマゾンで12,436円でした。メモリーバックアップも1,500円くらいだったので14,000円くらいでバッテリー交換できました。
メモリーバックアップを失敗したため車が走らなくなるということはありません。ナビのパスワードはディーラーに行けば解決します。数千円と有料ですがディーラーでバッテリー交換することを思えば屁みたいな金額です。なんであんなに高いの?
ナビが初期化しても買い替えたと思えばたいしたことはありません。ただし2008年~2010年あたりのパナ製ナビは壊れる可能性があるようですので注意しましょう。
失敗しても経験が身に付くので自分にとってプラスでしかないんじゃない。でもプラスとマイナスの接触によるショートだけは失敗しないほうがいいよ。これだけは気をつけてくださいね。