【御嶽山登山】濁河温泉からの小坂口ルートはきつい?飛騨頂上・御嶽山頂・摩利支天山まで実際に登ってみた

登山 ハイキング

2026年8月11日に100名山の御嶽山に日帰りで登ってきました。山の日だからちょっとがんばって遠出。

今回選んだ登山口は、御嶽山の登山ルートの中では登る人が少なめの濁河温泉(にごりごおんせん)から登る小坂口ルートです。(ドラゴンアイのシーズンは激混みらしい)

小坂口ルートで、まず目指したのは飛騨頂上。その先にある御嶽山頂まで登り、そこまで行った時点で体力と時間に余裕があれば、さらに摩利支天山まで足を延ばすことにしました。

登山を開始したのは朝5時。

そして7時40分に飛騨頂上、9時20分に御嶽山頂へ到着。ここまででもかなり体力を使いましたが、時間にはまだ余裕がありました。

そこで、この日の最後の目標として摩利支天山へ向かうことに。

11時10分、無事に摩利支天山まで到着することができました。

正直にいうと、濁河温泉から御嶽山頂、さらに摩利支天山まで歩くのは体力的に楽な登山ではありませんでした。

ただ、今回の私は「できるだけ早く登る」のではなく、時間に余裕を持って、きつくなったらペースを落としてゆっくり歩くことを意識しました。

その結果、御嶽山頂だけで終わらず、最後に摩利支天山まで足を延ばすことができました。

濁河温泉から実際に歩いたルートの様子や、それぞれの場所までにかかった時間、登山中に感じたきつさ、そして「御嶽山頂まで行ったあと、摩利支天山まで行く余力はあるのか」について、実際の登山経験をもとに紹介します。

今回の御嶽山登山ルートと行程

  • 濁河温泉
  • 飛騨頂上
  • 御嶽山頂
  • 摩利支天山
  • 濁河温泉へ下山

この山行記録をみてわかる通り1泊以上が適当なコースを日帰りで行ってきたのでそれなりの体力が必要になります。

私は登山を始めてまだ一年も経っていませんが、累積標高1500mは経験したことがあるのでチャレンジすることにしました。

朝5時、濁河温泉から登山開始

濁河温泉の登山者用駐車場は2か所あります。

・御嶽山 濁河温泉(小坂口ルート)登山道駐車場

・濁河温泉 市営駐車場

今回は近いほうの御嶽山 濁河温泉(小坂口ルート)登山道駐車場に停めることができました。朝4時くらいに着いてまだ10台以上の空きがありました。

4時だと真っ暗。外気温は8℃しかなく真夏なのに寒かったです。星がめちゃくちゃ綺麗でしたが車の外には出ず車内から空を眺めて感動していました。初めての登山道はヘッドライトがあっても怖いので明るくなるまで仮眠をすることに。

登山届ポストがあります。

ポストの左がわの道に入るとバイオトイレがあります。

人感式ライトで電気が付きます。中は想像以上にきれいで全然臭くなかったです。

時刻は4:55 では行きますか。

アスファルトの道を少し歩くと登山道の入り口があります。とてもわかりやすい。

濁河温泉から飛騨頂上までのコースタイム

濁河温泉から飛騨頂上までは3~4時間程度のコースタイムです。

私は4:55~7:40ですので2時間45分でした。ワクワクしすぎてハイペースになってしまいました。このせいでその後だいぶキツイ思いをすることに・・・。

分岐があります。バリエーションルートと本ルートに分かれます。バリエーションルートは熟練者向け危険個所ありの道と書いてあります。

熟練者向けだから急登で早く行けるのかと思いきや本ルートより時間がかかるみたい。

時間もあるし、なんとなくバリエーションルートに惹かれたので行ってみることにしました。

すると、本ルートでは見られない景色に出会います。

笠ヶ岳だー。早朝の雲海の上に北アルプスの山々が見えます。

そして乗鞍も雄大な姿を見せます。(たぶん乗鞍)

ちょっと木がじゃまなんですが、登り始めて早い時間にこの景色に会ってしまい上はもっと絶景がーなんて期待しちゃうとどうしてもペースがあがってしまいます。

この登山道は低山を歩いているような感覚になります。バリエーションルートは道も狭くちょっと迷いそうなポイントもあるのでピンクテープをたよりに慎重に進みます。

ギンリョウソウ見つけた。

合流地点まで来ました。

湯ノ花峠です。このあたりは温泉の硫黄のにおいがします。だから湯ノ花峠かー。

飛騨頂上まで135分、剣ヶ峰頂上まで235分

え?飛騨頂上から剣ヶ峰頂上まで100分かかるってこと?

そんなにかかると思ってなかったから行けるか心配になってきた。

胡桃島(くるみじま)キャンプ場との分岐です。

のぞき岩避難小屋まで来ました。

本コースに入ってからは登山道はしっかり整備されていてとても歩きやすいです。

8合目 お助け水

お助け水はどこ?

わかりませんでした。ちょっと休憩できるところがあります。

標高2450mか、ここまで高い山は何十年ぶりかなので高山病にならないか心配になってきました。森林限界はもう少し上でした。

だんだん景色がひらけてきます。

森林限界まできました。数字のかんばんはどのくらい登ったかの目安になります。たしか飛騨頂上は42だったから3/4くらいのところ。

視界がひらけてきます。

白山かな

高山にきたって感じがしてテンションがあがってくる。

ときどきふり返っては景色を楽しむ

このあたりからいろいろな花をちらほら見ることができます。

イワギキョウ

コマクサも所々に咲いてる

五の池小屋のトイレは右へ 200円です。

7:40 飛騨頂上まで来ました。いやー疲れた。

信仰の山らしい雰囲気がいいです。

飛騨頂上からすぐのところに三の池を見下ろせるベンチがあるのでそこで少し休憩します。

6月のドラゴンアイの季節になったらまた来てみたいな。

富士山発見!!

あーずっといられる眺め。でもそろそろ行くか。

飛騨頂上から御嶽山頂へ

飛騨頂上から御嶽山頂へ向かいます。

剣ヶ峰まで115分と書いてあります。あれ100分じゃなかったっけ。まあいいか。

私は何度も立ち止まってかなりゆっくりペースで90分くらいでしたので普通に歩ける人ならもっと早く行けると思います。

飛騨頂上から剣ヶ峰(御嶽山頂)までの道にも花がたくさん咲いています。

剣ヶ峰まで100分のところまで来ました。まだ先かー。

登山道の案内図があります。

白竜避難小屋付近のファンキーなめがねをかけた人の銅像

賽の河原(さいのかわら)

平坦な道にほっとします。賽の河原はお地蔵さんがたくさん。ここは天国かなと思うくらい別世界に来た感じがします。

空気が薄いのですぐに息がきれてしまう。ゆっくり行こう。

登りになるとキツイ

二の池まで500m

やっと二の池まで来ました。

砂漠みたいな二の池

噴火の火山灰や土砂が流れ込んだ影響で2024年10月に完全に干上がってしまったようです。

石碑がたくさんあります。御嶽山全体で約2万基を超える霊神碑があるそうです。信仰の山はいくつかありますが御嶽は別格だと思います。

山頂への道は人も多く、私みたいにヘトヘトの人もいれば軽快に登る人もいます。普段山で抜かされることはあまりないのですが(トレランの人以外)今回は何人か先に行ってもらいました。

そうこうしてるうちになんとか山頂に着きました。

最後の最後に階段かよ

行くけど

9:20 御嶽山頂、剣ヶ峰に着きました。

山頂標識の写真待ちに待ちきれず

これでいいか

山頂はさすがに人がいっぱいいました。とはいってもストレスを感じるほどの人混みではありませんでした。

階段を降りたところにシェルターとベンチがあります。ちょっと座りたかったけど満員でした。

まだ9時半か。ゆっくり行けば摩利支天山まで行けそうだな。はやく出発してよかった。

御嶽山頂から摩利支天山へ

ヤマレコでコースタイムを確認すると御嶽山頂から摩利支天山までは70分でした。私は100分かかりました。

ゆっくり行ったのもあるけど途中でコースを間違えました。

干上がった二の池と二の池山荘

賽の河原までは下りなのでそんなにきつくない。でものんびり撮影しながら歩きます。

賽の河原でちょっと腰を下ろしておにぎりと唐揚げ食べておきます。

花が目を楽しませてくれます。

摩利支天山は摩利支天乗越までの登りがきつく、そこからは稜線沿いなのでわりと平坦です。摩利支天乗越までがかなりしんどかったです。

気が付いたら稜線のてっぺんを歩いていて人が全然いない。あれ?下に人が歩いてるぞ。

でも踏みあとあるしこっちでも行けそう。

と思いましたが、だんだん怖くなってきて引き返しました。もとのルートに戻ってまた山頂を目指します。

ここから行く人もいるんだろうな。

というわけで摩利支天山山頂に着きました。

山頂は狭いので数人しかいられません。人がいなくなるのをまっていたところ

「彩雲だー」と言う声が

おお、エビみたいな雲に見事な彩雲

感動的だ。来てよかった。自分では見つけられなかったはず。この時間のこの場所じゃなかったら見られなかった景色に感謝。

後日インスタにアップしたらここにいましたと言う人からメッセージがきてめちゃうれしかった。

山頂標識のところが空いてきたのでサクッと撮影して下山します。

いやー来てよかった。摩利支天山頂上ではゆっくり休憩できそうなポイントがなかったので(人がいたのもあって)五の池小屋付近で休憩して濁河温泉に下山しよう。

濁河温泉へ下山

摩利支天乗越まできました。ここから五の池小屋を目指します。

下りだけですが五の池小屋まで意外と時間がかかります。

五の池小屋と水たまりくらいしか水がない五の池

いつか泊まってみたいな。

では下山前に三の池を眺めながら

お楽しみタイム

お気に入りのコスモスで買った野菜ちゃんぽん

水筒に入れたお湯はだいぶぬるかったけど、ぬるいくらいがちょうどいいかも。

あー帰りたくない。

下界に戻りますか。

登りで気が付かなかった蛙岩

無事カエル

帰りは本ルートで行きます。70分か、下りでもさすがにしんどいので休み休み行きます。

14:24 駐車場に戻ってきました。

濁河温泉から御嶽山登山をしてみた感想

濁河温泉から登る小坂口ルートは人気の王滝口ルート、黒沢口ルートに比べて登る距離があるためそれなりの体力が必要になります。今回は夏休み真っ只中の山の日ということで人が少なそうなルートを選びました。

歩いた距離と累積標高は経験があったので問題はないだろうと思っていましたが、空気が薄いせいかすぐに息が切れて思うように前に進めませんでした。

普段は使わないトレッキングポールを使いましたが足の疲労はかなりあったようで太もも裏ハムストリングスが左右ともにつりそうになりました。しっかり水分をとらなかったせいかな?

反省点としては最初に飛ばしすぎたことと、こまめな水分とエネルギー補給が十分でなかったことかな。

まあめちゃくちゃ楽しかったから疲労感すら心地よかったんだけどね。

帰った日のビールが最高すぎた。この瞬間のために行ってきたのかもしれない。

次は王滝口ルートに朝早く行って朝日が見たい。またリピートしたくなる山でした。

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